2025/04/03
『やぶこぎ春のデイキャンプ低学年の部②』を開催いたしました!


このキャンプは
自分の道を自分で切り開く力(藪漕ぎ力)を養うために行っています。
始まりの会とネイチャーゲーム
春のデイキャンプ3本目は低学年の部②でした!
10人の子どもたちが参加してくれました!
雨の中始まった
『藪漕ぎ春のデイキャンプ低学年の部②』
雨にも負けず、元気いっぱいの子どもたち10人が参加してくれました!
屋根の下ではじめの会。
「良い天気ですね。」
どんな天気でも必ず伝えるようにしています。
雨だからこその出会い、雨だからこその気づき、雨だからこその経験…
なによりも
雨を楽しむ
その心が「やぶこぎキャンプ」で大切にしたい「やぶこぎ力」だと思います。
探検はブルーシートを被りながら移動します。

ブルーシートの上を雨粒が弾く音。
虫たちはどこにいるんだろう?
雨の名前っていろいろあるんだよ。
「春雨、小糠雨、桜雨、開花雨…今日の雨はどんな名前だろう。」
濡れても構わないという子どもたちは
ブルーシート持つ大人を置いていって先に進みます笑

雨の中だけれども
暖を取るためにも先にテントを張ります。
濡れたくない子どもはブルーシートをかぶって一緒に頑張りました。

早く火をつけてしまおう!
自由時間
多くのキャンプでは、雨だと室内遊び…
ですが
こかげの学校のキャンプは雨の日こそ本領発揮!
自由時間では
屋根の下を中心に思い思いの遊びが展開されました!


楽器や全身を使ったお絵かき
相撲をとってみたり?
テントにはもう火がついているから多少は濡れても平気かな??


今回はお友達同士での参加が多く
最初の自由時間は
友達同士で過ごす姿が多かったですね。
いろんな友達、新しい友達とも遊んでほしい…とも思いますが
そんな時間も大事な時間ですね。
時間をかけましょう。
勇気の出し方もそのタイミングも
子どもたちそれぞれ。
だけど、少しだけきっかけづくりしてあげたいところです。
お昼ごはん
お昼ご飯づくり。
順番にホットサンドを作ります。
トマトは野菜の中でも切るのが難易度高め。
一人一人挑戦です。


テントの中は暖かいです。
自然と人との距離も近くなります。

(代表のともにとっては、もう特別でもなんでもないですが笑)
子どもたちにとってはテントの中で過ごす時間も
きっと真新しく、ワクワクな時間だったんじゃないかなと思います。
話し合いと火起こし
「このまま自由時間を過ごしますか?
それともジャガイモ植えに行きますか?
探検しにいきますか?
それとも先に火を起こしますか?」
やぶこぎキャンプで大切にしたい「やぶこぎ力」
自分たちで決めて、自分たちで責任を負う力。
雨天時と予定の変更は
みんなの意見を聞きます。

ついつい多数決や主張の強い人の意見ばかり優先されがちだけれども
みんなで話し合う時間ができました。
どうまとめて(結論づけて)あげれば良いのか
大人の私たちも難しかったのだけれども
こういう話し合うという時間がきっと大切だったと思います。
さて、
火起こしは雨の日は特に難易度アップ。


最初は
「怖いー」「できないからやってー」
と言っていた子どもたちも
何度も薪を割り、マッチで火をつけ
挑戦します。
今回は敢えて、
火起こしチームを友達同士を分けてみたけれども
みんなよく頑張ったね。

夕飯の準備
夕飯の準備の時間はやっぱりバタバタ笑
あまり写真を撮れなくてごめんなさい(何より映える写真)

ご飯の準備をする頃には雨も上がってくれました。
みんなで協力して夕飯を作ってから
炊き込み、煮込みの時間は外でも遊ぶことができました。
さよならの
前に少しだけ大きな火を灯してキャンプファイヤーです。
今日1日どうだった??
まとめに
雨の中だったデイキャンプ。
どうしても天候に左右されてしまうのが自然体験。
それも含めて全部、大切な体験。
みんなには
「雨でよかった!」って言えるように
雨を楽しもう!
って伝えていたけれど
正直に言うと
僕らも心配だったんです。
ちゃんとみんなが晴れの時と同じくらい楽しんで帰ってもらえるかな、たくさんの体験ができるかなって。
けれども
最後の帰り際には
「楽しかったあ!」
って笑って帰っていってくれて
その子どもたちの逞しさにとても救われました。
「人生藪漕ぎ」
険しい道のりも、雨の日も
道を探して進んでいく。
今日を楽しめたみんなは
きっと新学年も楽しめる!
みんなありがとう!