こかげの学校

やぶこぎ夏キャンプ2023 高学年の部②

やぶこぎキャンプ

今年の夏も始まりました!

やぶこぎ夏キャンプ2023!!

「人生藪漕ぎ」。

これは私、ヒトトキト代表飯塚の座右の銘です。

「藪漕ぎ」とは「ササや雑草、タケ、灌木等が繁茂し進行がままならない山野をかき分けて進む様子を表した言葉(Wikipedia)」のことです。

社会の多様化により、子どもたちの将来には多くの選択肢と自由があります。それ自体はとても喜ばしいことではありますが、選択肢が多いこと、自由であることは時に残酷な一面があると思います。誰かの言う通りに生きれば幸せになれるものではなくなってしまいました。自分で考えて調べて判断し、行動する。そして、その判断や行動に自分で責任をとっていかなければなりません。

これからの子どもたちは、そんな自由だけれども生きにくい、藪の中をかき分け、かき分け、生きていかなければなりません。

そんなこれからの社会を自由に生きていく力は「自然の中での自由な遊び」の中で育まれるものだと思います。

そんな想いで、子どもたちにこれからの社会を生きていく力を育むことを目的とし、「やぶこぎキャンプ」を企画しています。

このキャンプでの経験が、これからの夏休みやこれからの人生を生きていくうえで、力となるよう精一杯のサポートしています。

高学年の部②

8/10-11に

『やぶこぎ夏キャンプ高学年の部②』を開催しました。

前回の低学年の部①とはうって変わって

この夏、1番少ない11名の参加です。

女子6人、そのうち経験者5人。

男子5人、そのうち初参加の同じ学校から4人。

今回も

新しい物語が生まれそうで、ワクワクでした!

 始まりの会

もうすでに知っている人も多いけれども

改めて

やぶこぎキャンプのお約束の確認です。

自由だけれども、だからこそみんなが守らなきゃいけないお約束です。

①お友達の心と体を傷つけないこと。

②自然と支え合うこと。

③期間を正しく知って正しく対処すること。

④熱中症に気をつけること。

一人一人が意識しながら過ごそうね。

 アイスブレイク&探検

二日間の流れをみんなで確認してから

自己紹介をし合ってから

やぶこぎキャンプでは定番になった

名前爆弾ゲーム(やぶこぎバージョン)

みんなの名前をここで一気に覚えてしまおう!

そして、こかげの学校の探検に出かけます。

たびたび現れるかなちょろにやはり夢中。

昨年まではいなかった

ネコ(チョコ)も人気です。

 自由時間

こかげの学校で重視している自由時間です。

経験者が多いからか

お友達同士がすでに多いからか

最初の自由時間から

のどかな時間が流れました。

「この雰囲気、2日目の自由時間だよね?」

とスタッフ間で顔を見合わせました笑

こかげの学校の遊びを知り尽くしている

経験者ガールズは

木に走っていき、サポートも必要とせず、スルスルと気に登っていきました。

今回の子どもたちからも

虫取り、カナヘビ取りが人気。

虫かごにカナヘビ、カマキリ、バッタが入り

虫かごの中では緊張感が走っていました笑

木工コーナーも人気です。

何を作るわけでもなく

切って、釘を打って、くっつけて。

何かを作らなければならない学校とは違うこかげの学校の工作の時間。

一番の盛り上がりが見られるのは

やっぱり水遊び。

高学年の水遊びは容赦ない笑

水鉄砲じゃ物足らず、バケツやペットボトルでの水の掛け合い。

少人数ということもあって

スタッフのお兄さんお姉さんもゆっくり子どもたちのおしゃべりしている姿が1日目から見られました。

大人と子ども。

特に比較的年齢の近いお兄さんお姉さんとの話は子どもたちにとってもいい刺激になると思っています。

大学受験を控える高校生に小学生が面接練習している図。

 テント張り

自由時間が終わったら

せっせとテント張り。

思ったより中は広いよ。

やっぱり

経験者が多いとテント張りも早いなー。

 火起こし

落ち着きのあるメンバーだったこともあり、早めに始めた火起こし。

経験者が教えたりして、早々に着火に成功するチームもありました。

めちゃくちゃ早かった!

その後の自由時間にも付けた火を守り続ける子どもの姿。

火遊びを通して

火の大事さ、火の怖さを知ります。

 夜の準備

野菜切り、ドラム缶風呂準備、羽釜焚き

それぞれの役割を一人一人が頑張りました。

カレーは本当に美味しかった!

羽釜で炊いたご飯は

白米のまま食べられるね。

ドラム缶風呂はどうだい??

疲れが一気に吹き飛ぶよ。

夜にはてるてる坊主を作ってくれていた星好きの子のおかげか

今年の夏キャンプで一番の星空が見られました。

天の川に流れ星。

ブルーシートに寝転がって

気持ちよかったね。

 2日目

夜は寝られたかな?

初めての親元離れての宿泊の子も多くて寂しかったと思うけど

それを乗り越えて朝になれば、きっとひとまわり成長できてるよ。

高学年の部は

夕方まで続きます。

朝から卓球。

 朝の準備

朝は火起こしからスタート。

「火起こししてもいいー?」

「6時半になったら解禁するよ」

朝は夜露で湿った薪で難易度アップ。

それでも火起こし成功!

その火で

パンを焼き、ベーコンや卵を焼き

採れたての野菜を切り

みんなサンドしていただきます!

 自由時間、焼きそば

2日目の自由時間。

案の定?水かけ合いになったけれども

全体としては

相変わらずゆったりとした時間が流れ

気づいたらもうお昼の時間。

せっせと焼きそばを作りました。

 終わりに

経験者も多いこともあってか

1日目から穏やかな時間が流れる

やぶこぎキャンプでした。

メンバーが違えば

天気が違えば

キャンプの雰囲気も変わってきます。

何度参加したって同じにはなりません。

今回も

メンバーに恵まれ、天気に恵まれ、スタッフにも恵まれ

最高のキャンプになりました!

みんなありがとう!!